投資銀行アナリスト2年目

最後に記事を書いてからどのくらいぶりでしょうか、もう仕事・仕事・仕事の毎日を送っていました。
日本には里帰りを2回して、Veniceに週末を使って旅行、ブルガリアとイスラエルに出張で何回か行った以外は、ロンドンのCanary Wharfにて仕事に追われる毎日を過ごしております。

今日は私の仕事先であるロンドン投資銀行業界についてせっかくなので書こうかなと思います。日本ではまだ人気あるのかな?私が初めて東京で就活をしていた2011年はまだまだ人気の業界でした。

ロンドンでは、金融業界廃れてきているとは言ってもとても人気の業界です。そもそもイギリスってあんまり学生にとって魅力的な産業がないのと、ロンドンは世界有数の金融のハブとしてヨーロッパ中から学生が金融に職を求めてやってきていることなどが一因としてあるのかな、と思います。

さて、ロンドンでの投資銀行の仕事はとてもエキサイティングです!日本よりもM&A案件がいっぱいあるのと、EMEA地域のハブとして色々な国とやりとりができることが私にとってはとても魅力的です。Brexit(するんだかしないんだかいい加減はっきりしてくれ、という今日この頃ですが)などもありますが、もう数年はそういった立ち位置は変わらないのかなーと思います。こうした構造的な変化ってとても時間がかかるものかなと思うので。

私はインダストリアルズというセクターをカバーするチームにいます。製造系企業から、運輸、空港、ビジネスサービス、化学など幅広く手がけているチームです。
その中でも私は、運輸・インフラ・ビジネスサービスを担当しています。頭キレキレの上司達から色々なことを学びつつ、朝4時帰宅もめずらしくなく、きっついなーと思うことも多々ありますが、充実した毎日を送っているなと思っています。

日本の投資銀行ではインターンしかしていないので比べるのも難しいのですが、こちらではとにかく色々なことを任せてもらえるのがとても楽しいです。
人手が足りておらず、チームの体制もしっかりしていないので、偉い人と2人で働くことも多々(日本の会社に置き換えると、新人1年目が部長と2人でプロジェクトを回す感じでしょうか)。私はやっと2年目を迎えたところですが、4つのプロジェクトに参加しているのですが、そのうちの1つはほぼ自分の力で回しているような状態になっており、貴重な経験をさせてもらっています。

こちら働いていて日本と違うなと思うところは何点かあります。
⒈ 女性が働きやすい
投資銀行業界、女性が働くのは時間や男性社会バリバリな面からいってまだまだ難しいのですが、変な差別や偏見は日本に比べて少ないです。
若手女性として意見を言って煙たがられることはないし、女性だからと言って特別扱いされることもありません。キャリア志向で仕事をしている女性に男性の腰が引けちゃうような文化もありません。

2. 家族を大事にするカルチャー
家族がいる上司はみんな、家族を大事にしています。その分、仕事終わってチームで一杯、とかはあまりありません。
仕事終わりの上司との一杯とか大好きな私はちょっと寂しいです。
普段あまり飲みにいかない分、クリスマスパーティーのシーズンは大規模な飲み会があり、無礼講でみんな飲みつぶれます。若手は一緒によく遊びにいったり飲んだりするので、そこは日本と一緒かなと思います。

⒊ 言わなきゃ伝わらない!動かなきゃ始まらない!
これは本当に痛感しました。日本にいると、新しい人が馴染めるように、周りがいろいろ配慮して誘ってあげたりするようなところがあるなーと個人的には思うのですが、こちらではそういうのが全くありません。
自分の思っていることは言わなきゃ伝わらないし、何かやりたいなら自分から動かないとだめです。
日本では馴れ馴れしさMAXな私ですが、こちらでは仕事を始めたばかりのころはとてもシャイになってしまい、最初の3ヶ月くらいは馴染めずに本当に辛かったです。
クリスマスパーティーで一緒に酔っ払った頃から何となくチームの人達とも仲良くなって、今では最初の頃が信じられないくらいチームでの自分の居場所を楽しんでいます。

そんなわけで、苦労も多いのですが自分らしく頑張れるやり方をなんとなく見つけて、仕事も面白くなってきました。
一年ちょっとで若手が半分くらい辞めるのも普通な業界なのですが、私は尊敬する上司と大好きなチームメイト達と働けていてとても幸せなので、もうちょっと頑張ってみようかなーなんて思っています。