ロンドンの投資銀行での2年間を終えて

最後に記事を書いてからもう何年ぶりだ!って感じですが、しぶとく生きています。

5月末にロンドンにあるファンドからオファーをいただき、来週末に現職を退職して再来週から新しい職場でスタートです。

ロンドンの金融業界は、文字通り世界中から優秀な人が集まって鎬を削っている場所です。
こちらのBulge Bracketの投資銀行で、ジュニア時代を過ごせたのはかけがえのない経験でした。

投資銀行は、少し特別な場所です。朝9時から深夜3時、4時勤務は普通。日曜日に働くのも普通。忙しすぎてトイレに2回しか行けずに深夜を迎えることもあります。
プレッシャーもたくさんある分、一緒に働く若手の絆はとっても深くなるのです。
私の場合は、仕事中毒な上司にも恵まれ、たくさんの深夜3時、4時を40過ぎのおじさんや年の近い先輩たちと過ごし、面白いプロジェクトをいっぱいやらせてもらえて、2年という限られた時間を最大限のものにできたかなと思っています。

一番思い出深い瞬間は、フランクフルトのホテルのロビーで翌日のお客さん向けの資料を上司、先輩と深夜1時まで話し合い、その後先輩と朝6時までかけて資料を作って、(夜勤のホテルマンの人がコーヒー持ってきてくれたりして)、シャワー浴びて8時間のミーティングに出たときのことです。
そもそもこんな働き方があるべきではないのですが、こういうきっつい瞬間を通して、上司や先輩との信頼や絆ができるのだなと、帰りの飛行機の中で実感していました。

つい最近のMid-Year Reviewでは、上司からは「She gets the job done no matter what」と、一緒に働いて信頼できるし、安心できると言ってもらえました。チームに入ったばかりのころは、右も左もわからなくて、何度もトイレで泣いたり、デスクでうるうるしながら働いてたりしましたが、ちゃんと2年間かけて信頼を築くことができたのだなと感無量でした。

入社当初は、ここにいていいのかな、っていう気持ちでいっぱいでしたが、壁にぶつかったり、もがいて乗り越えたり、友達に慰めてもらったり、先輩や上司の肩借りて泣いたり(花粉症のためのティッシュをもって上司の部屋に入ると「泣くのか?」ってジョークを言われるようになってしまいましたが)、アップダウンを繰り返して自分の居場所をつくれました。
投資銀行はまだまだ改善されなければいけない文化もいっぱいあって、自分勝手な態度や自己中心的なやり方が助長されてしまうような雰囲気もあるのですが、自分のまっすぐな性格と人を助けたい気持ちを大事に頑張ろう、自分らしさを見失わないようにしようという入社当初のゴールは達成することができたかなと思っています。

言いたいことをはっきりいう性格で、衝突したりすることもありましたが、そんな私をありのまま受け止めて、感謝してくれる上司とチームメイトに恵まれ、辞めるのが寂しくて悲しいですが、次の職場は私にとって新しい舞台でのチャレンジです。
自分らしさを忘れずに、また謙虚な気持ちで頑張りたいです。

お母さんくらいしか読者のいないブログですが、いつか読み返す自分のために、もうちょっと頻繁に更新したいです。