ロンドン生活2年目の今年は、寮をでて友達と一緒に普通のアパートに住んでいます。
2人のフランス人の友達と住んでいるのですが、つかず離れず、プライバシーもありつつ一緒に時間も過ごしつつ、ちょうどいい距離感でとても居心地がいい毎日です。
1人は女の子で、去年のプログラムで知り合いました。去年毎週のように一緒に遊んでたフランス人グループの1人で、ロンドンにあるフランスの会社でインターン中です。
自分を持ってて、誠実でまっすぐで、勉強熱心で努力家で、遊びに行くのも好きだけど内向きなことも好きで、センチメンタルなところもあって。
彼女は、私がLSEで出会ったフランス人をとても良い意味で平均化したような子です。
すごく努力家だけど、勉強だけしてるわけではなくて週末には遊びに行って飲みに行って酔っぱらう。
酔っぱらったらタバコを吸いながらひたすら深い話や馬鹿みたいな話で盛り上がる。
数字が得意だけど、小説や映画を古いものから新しいものまでよく読んだり観たりしていて、教養がとても豊かで話していて話題に尽きなくて。
一緒にいて学ぶことがたくさんある友達です。
もう1人は男の子で、新卒で入社した会社の同期でした。
日本語一言もしゃべれないのになぜか東京オフィスに就職して、数少ない英語がしゃべれる同期だった私がよくおしゃべりするようになって。性格や考え方がなぜかとても似てて、いつのまにか大親友になりました。
同じ日にお互い会社を辞めて、彼はNYへ、私はロンドンへと旅立ったのもドラマチックでした。会社を辞めた週の週末に、帝国ホテルのレストランでフォアグラステーキ丼(1年に1回くらいしか食べれない贅沢品です…笑)を一緒に食べたのも良い思い出です。フランスと日本のコラボレーションが創り上げた至高の一品ということで。
私が1年目を終える頃に彼はNYからロンドンに戻ってきて、私が大学院2年目を始める時期に彼も仕事を始め、一緒にアパート探すか!となり、今に至ります。
(恋愛感情があったらもう映画のようにロマンチックな話なのですが、お互い微塵もそんな気持ちがないのが残念です。笑)
働いている2人に対して、学生で時間のある私はそれぞれが帰って来ると話し相手になることが多いのですが、今日は男の子のほうとおしゃべりしていました。
彼が20年近く飼っていたペットが先日亡くなり、時間って矢のように流れているけれど、それに気づく機会って少ないよねって。
私たちも、彼の猫も、所詮分子がつながりあってできた有機体でしかなくて(彼が英語でそう言った時はストンと来た表現だったのですが…)、だからこそ今生きている時間を大事にしなきゃいけないね、って。
私にとっては4年ほど前に祖母が亡くなった時が同じようなことを感じた瞬間だったのですが、彼とそんな話をしながらあの時の気持ちを忘れていた自分に気がつきました。
どんなに悲しいと感じたことも、無念に思ったことも、時間が経つと少しずつ薄れていってそのうち普通の状態に戻って。
生きるために必要な人間の力だと思うけれど、大事な気持ちを忘れちゃうのもダメですよね。
自分が大好きな街で、大好きな人たちと過ごせる時間に感謝をしつつ、今は一緒にいることができない人たちも大事にしながらこの瞬間を精一杯生きなきゃ!と思った12月の夜でした。